Congratulations!!

REI Innocent Red Eyes Over1000hit!!

 

Miss Moonlight…」

 

Written by まさひこ 1997/06/10

 

 

剥き出しのコンクリート壁の部屋

黒いビニールカーテンの隙間から、わずかに差し込むのは月明かり

淡く、青白いその光に照らされて、銀色に輝く髪…

 

少女は立っていた

 

目の前には古びた棚

上には、何冊かの書籍

透明な液体の入ったビーカー

白い薬局の紙袋

散らばるカプセルケース

そして

 

ひとつの眼鏡ケース

 

そっと、少女はそのケースを手に取り、蓋を開ける

赤い瞳の中に映るのは、ひとつの眼鏡

高熱で解けたような

歪んだ鼈甲の縁取り

それを手に取り、ケースを棚の上に戻す

 

少女はじっとそれを見つめる

なんの音もしない静寂の世界の中で…

 

…これは…絆だったもの…

…あの人との…絆…

…あの人を感じる事が…できたもの…

 

…でも…

 

…わたしには…感じられない…

…何も…感じない…

…今までのわたしとは…

 

…わたしは違う…

 

…これは…絆じゃない…

…わたしにとっては…なんでもないもの…

 

少女は手に少し力を入れた

フレームが軋んでいくのが、右手から感じられ

その感覚が、からだ全体に伝わってゆく…

 

…ほら…何も感じない…

…何とも思わない…

…だから…今のわたしにとって…

 

…これは…

 

…過去にわたしを縛り付ける…

…わたしを…わたしにさせない為の…

 

…鎖に過ぎないの…

 

さらに右手に力が入る

わずかな音を立て、クラックが入るレンズ

瞬間、少女は右手の力をゆるめる

そして、ゆっくりと左手を自分の胸に当てた…

 

…そうね…

…あなたにとっては…

…これは大切なものなのね…

…失っては困る…絆を…

…カタチにしたもの…

 

…でも…

 

…わたしにはいらないの…

…わたしには必要ないもの…

…これも…

 

…そして…

…あの人との絆も…

 

…ごめんなさい…

 

…わたしの絆は…

…結ぶ相手は…

…わたしが決めるから…

 

…わたしが…わたしに…なる為に…

 

 

少女は空を見上げた

 

隙間から見えるのは満月

全身に、淡い月明かりを感じる

 

「…碇君が…待っている…」

 

 

少女は歩き出す

 

自分の生まれた意味を見つける為に

自分の絆を結ぶ為に

そして、少女は玄関のドアをゆっくりと閉めた。

 

今までの自分を、全てを、断ち切るように

 

 

 

剥き出しのコンクリート壁の部屋

黒いビニールカーテンの隙間から、わずかに差し込むのは月明かり

 

部屋の中には誰もいない

 

古びた棚の上には、何冊かの書籍

透明な液体の入ったビーカー

白い薬局の紙袋

散らばるカプセルケース

ひとつの眼鏡ケースと

 

握り潰された眼鏡

そして

 

いくつかの滴の跡

 

 

EOF / Miss Moonlight




へっぽこ作者より

とにかくREI Innocent Red Eyes 1000ヒット達成おめでとうございます!!

皆さん今後とも、このページと共に綾波人として生をまっとうして下さいね(笑) 

さて、こんな稚拙な文章でお祝いしようなどという、非常識な私をお許し下さい

一応、3人目のレイを意識したつもりなんですか…

彼女は、ゲンドウさんの為にはどうやら散りたくないようです(勝手な憶測)

その辺を、相変わらずなへぼい文章で書いてしまったので

当たり前ですが、REIのゴミとなってしまいました

どうもすみません(笑)

ちなみに、私のHPに@isaoさんから頂いた、こんな文章の100万倍は

素晴らしいSSと詩を掲載させていただいています

是非一度ご来訪下さい

では、今後も続くREIのご発展と、@isaoさんのご健康を祈りつつ

この辺で失礼させていただきます…

まさひこ(From IN THE OTHER WORLD)で・し・た

 




Mail to Mr,まさひこ markun@tokyo.xaxon-net.or.jp

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